Rey-Osterrieth複雑図形の実施を劇的に効率化、省力化します。
「Rey複雑図形検査」、「Rey-Osterrieth(の)複雑図形検査」、「レイの複雑図形検査」、「ROCF検査」、「ROCFT」などと呼ばれているあの高名なReyの検査を劇的に効率化、省力化します。
「Reyの複雑図形」では、検査者は被験者がどのように描画したかを知る必要があります。
どういう順で、どこを続けて描き、また、どこを別の要素として描いたかを知るため、検査者はビデオカメラで描画中の被験者を撮影したり、色鉛筆を被験者に順に渡して描画させたりしてきました。
そのため、検査者は評価するために記録されたビデオを再生し、そして図の要素の順序を1つ1つ確認しなければなりませんでした。
アプリ「Rey-recorder(Rey複雑図形検査レコーダー)」は、検査終了後、被験者が描いた図形をストロークごとに色づけし、描き始めに番号を振ります。
色は描画が終了してから、指定された順にグラデーションで色づけします(特許取得済み)。別なストロークが同じ色で色づけされることはありません。
【バージョン 2.0 の新機能】
画像ファイルは、
1. ストロークごとに色づけし、描き始めに番号を振った画像ファイル
2. ストロークごとに色づけし、番号のないストロークだけの画像ファイル
3. 各ストロークごとに、ストロークの数だけ生成される画像ファイル
の3種類となります。
くわしくは、画像をご覧ください。
また、各ストロークを描き始めと終了の時刻を、いままでより詳細に記録したテキストのログを書き出します。
つまり、検査者は、検査のためにビデオカメラも色鉛筆も用意する必要がありません。
そしてストロークごとに色分けされた最終図形1つで、評価可能なのです!
あの、煩雑な準備が必要な「Reyの複雑図形」検査を劇的に簡単に実施可能にするこのアプリを使ってみてください。
もちろん、Windowsの画面録画機能と併せて利用すれば更に評価は快適となります。
ログテキストの例
20220128222114.214,001,1010111,GeorgeWashington,14,5,f,memo
000,20220128222113.212
001,20220128222114.214,20220128222114.511
……
ログテキストの記述内容
第1行
開始時刻(第1ストローク描画開始時刻と同じ),番号,学籍番号,年齢,学年,名前,性別,備考
第2行
STARTボタン 押し下げ時刻
第3行 以降、ストロークごとに1行
描画開始時刻,描画終了時刻