夏のある朝、クレール(カトリーヌ・ドヌーヴ)の決意は突然だった――。70年以上におよぶ長い人生。「今日が私の最期の日」と確信した彼女は、長年かけて集めてきたからくり人形、仕掛け時計、肖像画など数々のコレクションをヤードセールで処分することにする。一方、疎遠になっていた娘マリー(キアラ・マストロヤンニ)は、母のこの奇妙な行動を友人のマルティーヌ(ロール・カラミー)から聞きつけ、20年ぶりに帰ってくるが――。© Les Films du Poisson - France 2 Cinéma - Uccelli Production – Pictanovo