全寮制男子校・祠堂学院の3年生になった葉山託生(タクミ)と崎義一(ギイ)。二人の恋は、タクミが他の生徒からの苛めをうけないようにするためにというギイの配慮から人目を忍んだ恋となっていた。そんな中、兄の命日6月15日を一週間前に控え、タクミが墓参りにギイを誘うかどうかを悩んでいたところギイの方から一緒に行きたいと申し出がある。手放しで喜ぶタクミ、そんなタクミの喜びもつかの間、ギイがその当日に行われる生徒会行事のスヌーカー大会に参加することを聞く。ギイの気持ちを理解しつつも裏切られた気持ちになりギイを責めるタクミ。一方、タクミに責められたギイもタクミの気持ちを察して悩み苦しむ。そんな2人の関係を知った祠堂の仲間たち…そして、運命の6月15日を迎える。タクミとギイの恋の行方は…≪永遠の愛≫がテーマのシリーズ第5弾。