世界の医療機器の売上高は、2015年の約41兆円から2030年には約88兆円と2倍以上に増加すると予測され、着実な成長性が見込まれています。 世界最小レベルの人工心臓「インペラ」は、心臓の機能が低下し、全身に十分な血液を送ることができない心原性ショックの患者に使用される医療機器です。北里大学病院の阿古潤哉副院長は、2017年にインペラが日本に導入されてから、心原性ショックの治療成績は上がったといいます。なぜ、インペラによって、治療成績が上がったのか?そこには、まだ科学では証明されていない新発見がありました。 また、歯列矯正治療では主流だったワイヤー矯正より、周囲の人に気づかれにくく、取り外しが簡単だということで、人気のマウスピース矯正を始める人が増えています。膨大な治験データによって計算された治療計画は、これまでの歯科矯正治療のプロセスを大きく変えました。今、注目を集めるマウスピース矯正の最新情報をお届けします。 ナレーター:小野 友樹(声優) (C) Nikkei CNBC