第三の死角
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無二の親友、加治英介と芳川一郎。芳川は東邦造船で久保会長ら重役陣の信用を得ていた。一方、加治は東邦造船の乗っ取りを企む産業界の黒幕・青山の秘書として密かな調査を続けていた。ある日、偶然出会った二人は、お互いの立場を知らぬまま大学時代の親友として旧交を深めるが...。