『服部半蔵 影の軍団』(80年)、『影の軍団II』(81年)に続き、1982年に放送された人気時代劇シリーズ第3弾。三度、主演を務める千葉真一を筆頭に、志穂美悦子、真田広之、黒崎輝といったJAC(現:JAE)黄金メンバーが揃って軍団員役でレギュラー出演した唯一の作品。時は四代将軍・徳川家綱の治世。紀州藩主・徳川光貞が将軍職を狙って暗躍していた。前将軍・家光の正室だった本理院孝子は光貞によって命を狙われたため、出家して「千愁尼」と名を変え、伊賀の上忍・多羅尾半蔵とその配下を雇う。こうして半蔵たち「影の軍団」の活躍が始まった。(C)東映