今大会の決勝戦は、初出場組が5組という大混戦必至の顔ぶれであった。史上最大の激戦を制し、第18代王者に輝いたのは、コンビ結成14年のウエストランド。昨今の主流となっている“傷つけない笑い”の真逆を突き進むような、毒舌を小気味よく織り交ぜた時事ネタが観客と審査員を大いに沸かせた。そして、決勝を彩った漫才師はウエストランドだけではない。10組の漫才師たちは何を思い、何を追い求めてきたのか?そして決勝の舞台で、どのような“4分間”で己を証明してみせたのだろうか?この”ドキュメンタリー”は、これまでどんな逆境にも決して折れることなく、漫才師としての信念を貫き通してきたM-1戦士たちの真の物語だ。(c)ABCTV