母を殺害した容疑で逮捕された18歳の娘。遺体の横で、茫然自失の状態で凶器を手にしていた現場の状況から、犯人で間違いないと警察は見ていた。群がるマスコミも彼女が犯人だと断定する報道を行う中、唯一、弁護士の姉は彼女の無実を信じていた。1年後、精神科病院から一時退院し、裁判を前に当時の記憶を取り戻そうとする中、次々と不可解な出来事が起きる。果たして妹は本当に無実なのか?姉は最後まで、妹を信じ切れることができるのか?PSTDを発症し、記憶を取り戻すことに後ろ向きの妹を、姉は救うことができるのか?姉妹の絆が試される、衝撃の心理サスペンス・スリラー!