40年前。親ナシ・家ナシの博司(榊原広己)は同居人の女・アイ(水井真希)を売り、貯めた金で海外で暮らすことを考えながら、ろくでもない生活をしていた。そんな折、道中で進一(小林竜樹)にケンカを売られ、その日以来二人は意気投合。不良達とケンカに明け暮れる毎日だった。しかしケンカを売った相手がヤクザの山城組で、友人の三太(久住翠希)を山城組幹部・黒川(永岡佑)に拉致られてしまう。「100万持って来い」と言われ、博司と進一はなんとか金を工面するが…、事態はさらなる悲劇を招いてしまう。半端者たちが人生の分岐点で選んだ、極道という生き方。死に際の夢を見ながら、博司は今、何を想うのか-。©2018コンセプトフィルム