愛知県常滑市大野町の歴史をモチーフに、とある剣をめぐる戦いを描くアクション。小説家の男性が卑弥呼が滞在したと言い伝えられる町で氷三子という女性と親しくなり、秘宝・草薙の剣をめぐる騒動に巻き込まれるさまを活写する。メガホンを取るのは、『岸部町奇談シリーズ』『ENOLA』などの林一嘉。奇想天外なストーリーと、ブルース・リーのようなヌンチャクアクションが見どころ。 小説家の金平太一(里中ユウスケ)は日本最古の海水浴場のある町を訪れる。卑弥呼がかつて滞在したというその町のカフェで、太一は卑弥呼を思わせる名前の氷三子(鈴木リエ子)と出会い、距離を縮める。ある日、太一が泊まる旅館に地上げ屋が来る。旅館に眠る秘宝・草薙の剣を奪おうとするが、旅館には見当たらず……。