恐ろしい終末を迎えた後の世界では、残忍なギャングたちが殺すか殺されるかの縄張り争いを繰り広げていた。安全な場所を求めて、荒れすさび無法地帯となった田舎道を必死に走り抜けようとするニーナ(ケイト・ボスワース)とマーク(タイラー・ホークリン)。2人は極限まで追い詰められながら、生き抜くために力を合わせる。政治闘争、人種間の争い、病気の増大、貧困、負債、暴力、過剰人口、資源の枯渇といった問題に何年も悩まされた末にアメリカ政府が出した答えは、リセットボタンを押すこと。新たなアメリカとして再出発するためにすべての命を消し去ろうとしたのだった。