SPECサーガ完結篇「SICK'S」恕・覇・厩、三部作の最終章いよいよ配信! 御厨静琉(木村文乃)と高座宏世(松田翔太)の2人は、時空を操るニノマエイト(黒島結菜)との戦いに終止符を打つことができるのか!?日本政府、某超大国にまで波及した争いはクライマックスを迎える!! 御厨のSPECは「AIR」空気を自在に操れるというものだ。御厨はSPECをいかにして手に入れたのか。余命宣告され身体がむしばまれる中、御厨は自らのSPECがいかにして目覚めたのか、そして自らの存在について自問自答する中、時空を操るニノマエイトとの決戦に備えるのであった。 御厨と高座、その上司である野々村光次郎(竜雷太)は、SPECホルダーへの対応策と謎の物体「HOLIC」の在りかを入江慎吾内閣総理大臣(宅麻伸)に詰め寄るが、総理秘書官の長谷部国重(波岡一喜)の暗躍により、3人の立場は危ういものとなっていく。長谷部が次に取った方策は恐るべきものであった。長谷部は自衛隊特殊工作隊や超法規措置実務係(通称「Z印」)を動かし、自らの大義のあるべき形を目指そうする。その裏には日米合同委員会と呼ばれる組織や秘密結社の名前も。長谷部の目指す大義とはいったい何なのだろうか。そして、その大義に賛同するメンバーには意外な人物の姿も・・・。 一方、謎の物体「HOLIC」の秘密を唯一知っているとされるのが、元内閣情報調査室にも所属していた玄野冥府(酒向芳)。玄野は重い罪を犯した者が収容されている監獄に収容されていたが、新興宗教・インナープラネッツの手によってその身柄を奪われていた。御厨と高座はインナープラネッツの貫主・邑瀬帝法(山口紗弥加)を倒し、玄野の身柄を確保した瞬間、同じく玄野を狙っていたニノマエイトが時を止め、奪い去られてしまった。 イトと玄野がHOLICを見つけ出すのか、御厨と高座が奪還するのか!?HOLICを巡る最終決戦の時は刻一刻と近づいていくのであった。 日本政府、アジアの某超大国、自衛隊、Z印、そして御厨と高座。それぞれの組織や人間がSPECホルダーとどのように向き合っていくのか。「SPECを手に入れたい」人類が進化を求めるということは病なのか。そして、その病=「SICK'S」は止めることが出来ないものなのか。 人類が進化を求めるということは如何なるものなのかを問うヒューマンドラマがここに完結する。