20世紀末。ある大予言者の予言通り、地球は滅亡の危機を迎えた。文明は滅び、国は暴君が支配し、人々は圧政に苦しんでいた。それから300年後の日本。山陰地方の白虎の村に、運命の子供が誕生した。その名は「タタラ」。そのタタラと瓜二つの双子・更紗は、兄のタタラの死をきっかけに、タタラとして生きていくこととなる。そうして日本を救う革命家として、白虎の刀を携え、残りの朱雀・青龍・玄武の刀の継承者を探す旅に出る…。赤の軍との戦いで失っていた白虎の刀が関東にあると知り、朱理と共に旅立つ。朱理の正体が、村を襲い兄を殺した天敵赤の王であることも知らずに…。©田村由美、小学館/2014 TUFF STUFF