華家には、若蘭と玉荷という2人の娘がいた。純粋で善良な姉・若蘭は父に代わって従軍し、美しく魅力的な妹・玉荷は踊り子として後宮に入る。若蘭は父が朝廷の重大機密を担っていることを知らず、父の代わりに従軍しただけでなく、度重なる災禍までをも背負うことに。やがて、軍営で第三皇子の楊俊、書生の趙宇と生死を共にするうち、3人の感情は複雑に絡み合い…。一方、後宮に入った玉荷の野心は膨らみ、利用されていることにも気づかず権力闘争の渦にのみ込まれていく。こうして欲望と権力におぼれた玉荷は、遂に自我を喪失してしまい…。(C)Universe Films Distribution Company Ltd