瑶光国の王子 慕容黎(ぼよう・り)は、瑶光国が天璇国の進攻を受けて滅びゆく中で無二の友を失い、その遺言により故国再興を果たすべく中垣諸国と遖宿を巡る旅に出た。同じ頃、天璇王 陵光(りょう・こう)は鈞天の皇帝を刺殺した罪で親友であり腹心であった裘振(きゅう・しん)を失い、悲嘆に暮れる中で新たに公孫鈐(こうそん・けん)という相談役を得る。故国を離れた慕容黎は、野心を持つことなく優雅な趣味と暇潰しに明け暮れている大国 天権の国王 執明(しつ・みょう)に取り立てられ、次第に天権が戦乱の世に巻き込まれるよう仕向けて行く…。(C)2016-2017 Khorgos Lead Culture Media Co.,Ltd 提供:アジア・リパブリック12周年/アスミック・エース