1980年代、アメリカでは民間の研究所に連邦予算が投じ、サイコキネシス(念力)を兵器化する計画が進められていた。その研究と育成指導が進むにつれ、超能力者による抵抗も激しさを増していった。尋常でないテレキネシス(離れて運動を起こす)のパワーを持つ男ザックは、道行くところをパトロール中の警官に呼び止められる。職務質問中に挑発され図らずも念力を使ってしまったザックは、刑務所に収容される。ザックの念力の強さに注目した研究所所長スロヴァク博士は、自分の研究所に入所すれば刑を逃れられるし、ガールフレンドのレイチェルにも会えるとザックに約束する。しかし、実は彼女はスロヴァクによって捕えられており、それを知ったザックはレイチェルを救出し脱走を企てるが、スロヴァクの恐ろしい野望に気付く。ザックは血まみれの復讐を敢行し、レイチェルを救えるのか?この比類なきサイキック・ウォーは戦慄の結末を迎えるのだった…。