仕事も結婚生活も危機に瀕していたパブロとエヴァの夫婦。絶望した二人はエヴァが夏の間働いているホテルに無断で居座ることにする。ホテルは11月から3月まで閉館するため、部屋や施設を使って冬を乗り切ろうとするのだ。昼と夜のシフトでホテルを監視する2人の警備員の目から逃れさえすればいい。エヴァは自分たちの存在を気づかれないよう完璧な計画を考えていた。すべては順調だったが、警備員の1人サウルがホテルに侵入者がいるのではないかと疑いはじめた。ある夜、プールで泳いでいたエヴァは、サウルに見つかってしまう。すぐに逃げ出そうとするエヴァだったが、意外なことに、サウルはホテルに居てもいいと許しを与える。しかしそれは、ホテルという巨大な檻に閉じ込められた夫婦の恐怖と悪夢のはじまりだった…!