上田駅から温泉街の別所温泉までを結ぶ上田電鉄別所線は代々、 丸い窓から田園風景を望む個性的な車両が今も尚、走り続けている。 上田駅を出発すると間もなく千曲川を渡る大きな鉄橋を走り、住宅街を抜け、 温泉街へと向かうモハ5250型に象られた7200系『まるまどりーむ号』は 今も乗客の心を昭和ロマンの世界へと引込んでいく。 平成5年に東急電鉄から譲り受けた7200系を平成17年に5250型丸窓電車を模した車両に再現、 以来、多くの鉄道ファンや地元住民に愛され続けている。(C)2014 Liverpool