ロックは魔物だ。三上レイは16才。期末テストが終わって、仲間の綾と良子といつもの喫茶店「スクール」でだべっている。店内では、堕胎カンバやつまらぬ話がひしめきあっている。退屈しのぎに3人は、東京からきた男たちと南港ヘドライブするが、危うく男たちにツッコミを喰らうところをサブというバイクに乗った男に助けられる。その男が別れ際にくれた名刺には「バハマ」という店の名が書いてあった。その店には、大介の率いるバンド「プレゼンス」のヘビーメタルが轟いていた。レイは汗をとばして演奏する大介に心を惹かれるが、逆にそっけなくあくびをするのだった。(C)東映