ラサールの若者シンドバッドと少年アリは海への憧れから密航を企ててまんまと成功、見習い船乗りとして働くことになった。船がとある国の港に入ったとき、上陸したシンドバッドたちは、仲間の一人・アブダラの唄ったデタラメの唄のことから王宮に呼ばれ、捕えられてしまった。大臣の差し金である。王宮のサミール姫は、シンドバッドたちを地下牢から逃がしてくれた。ついでに自分も一緒に連れて行って欲しいという。シンドバッドは船長を説いて、以前ラサールの港に流れついた老船乗りに聞いた、五色に輝く宝石の島へ船を向わせることにした。大臣はヘルバットを使って、姫の行方を探っていたが、シンドバッドたちの船にいることを知るや、自ら船を出して追ってくる。シンドバッドたちは目当ての島を見つけて上陸した。そこは大昔の龍の骨の散乱する無気味なところであったが、洞窟には五色に輝く宝石の山があった。(C)東映