ファースト・ラブが甘酸っぱさの代名詞なら、セカンド・ラブはホロ苦さのそれか――。日向一実32才、グリーン・コーディネーター。夫の秀夫は2つ年下の建築家。子供はいないが、この2年間何となくやってきた。だが、目に 見えぬズレを意識する二人。そんな時、一実が妊娠した。やがて降ってわいてきたような見知らぬ男の死体、二人の間に分け入った危険な小悪 魔などが、一気に愛の波紋を呼んで――。「もう頬づえはつかない」「四季・奈津子」「ザ・レイプ」などを手掛けた女性映画の第一人者・東陽一監督が、主演・大原麗子と組んで再婚 女性の愛と生きざまを描いた話題作。小林薫、中村れい子ら実力派キャストが脇を固めている。(C)東映