ロックの母、メスイヌのシロがトラのキラーに殺された。幼いロックはただ一匹でキラーに立ち向かおうとするが、とても敵わずに危うく命を落すところを森の仲間たちに救われて、大人になるまで町で暮らすことになる。勇敢なロックは、じきに町ののら犬たちに一目置かれるようになった。恋人のカルー、それに力強い仲間を得たのだ。これを知ったキラーの手下、キツネのアカミミは策略を用いてロックを倉庫に閉じ込め、倉庫荒しの犯人に仕立て上げた。倉庫番に捕まったロックは、樽に入れられて海に投げ込まれてしまう。その頃、森の動物たちは人間の山狩りにあってみんな動物園に入れられてしまった。獲物のなくなったキラーはアカミミのすすめに従って自ら動物園に入る。そうすれば飢えないですむというわけだ。動物園の中でも動物たちは、キラーとアカミミに苦しめられることになるのだが・・・.。(C)東映