オーストリア皇妃エリザベートの生涯を、彼女とトート”死”、そして夫である皇帝フランツとの愛憎劇として描いたウィーン発のミュージカル。今回は、2005年に月組で上演された、東京宝塚劇場公演千秋楽版をお届けします。煉獄でエリザベート暗殺犯のルキーニ(霧矢大夢)が語りだすとトート(彩輝直)が登場し、エリザベート(瀬奈じゅん)への愛を告白する…。瀕死の少女エリザベートに一目で惹かれたトートは彼女の命を助ける。その後エリザベートは皇帝フランツ(初風緑)と結婚するが、自由奔放な彼女は皇太后ゾフィーの厳格な皇后教育に耐えられず、フランツも味方ではなかった。そんな彼女の元にトートはたびたび訪れて死へ誘惑する。脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ/音楽:シルヴェスター・リーヴァイ/オリジナル・プロダクション :ウィーン劇場協会/潤色・演出:小池修一郎 出演:彩輝直 瀬奈じゅん 初風緑(C)宝塚歌劇団