新学期を迎えた東京郊外にある松浦西小学校5年3組の教室。「今日からこのクラスを受け持つことになった、赤尾慎之介です」「赤尾先生を補助する、白石優作です」電動車椅子に乗って現れた担任の赤尾先生。赤尾には生まれつき手と足がない!白石と赤尾は幼なじみで、小学校時代からの親友。教育委員会に勤める白石が赤尾を教師に推薦し、補助教員として白石がつくという条件で特例が認められたのだ。白石は赤尾にしかできない授業を子どもたちに受けさせたいという思いとともに、かつて教師として挫折を経験した白石自身も、ふたたび子どもたちと向き合いたいという決意を胸に抱いていた。2人の先生は互いに悩み助け合いながら、毎日の授業、日々の行事、さらには学校生活のイベントなどをとおして、5年3組の28人の子どもたちに真正面からぶつかっていく。(C)2013「だいじょうぶ3組」製作委員会