中学に進んでまもない夏の初めに、学校へ行けなくなったまいは、森で暮らす“西の魔女”のもとで過ごすことに。西の魔女とはまいのママのママ、英国人である大好きなおばあちゃんから、「早寝早起き、食事をいっぱいとって、よく遊ぶ。そして、何でも自分で決めること」が、どんなに大事かを教わる。まいは戸惑いながらも、料理、掃除、洗濯、庭づくり・・・と、毎日励んでいくが、実はその生活は、“魔女修行”の始まりだった――。 発売されてから十数年経た今なお、読まれ続けている梨木香歩原作の大ロングセラー小説を、『八月のクリスマス』の実力派・長崎俊一監督が映画化。主役のおばあちゃんには、アカデミー賞女優シャーリー・マクレーンの愛娘で日本映画デビューを飾るサチ・パーカー。幼少時代を日本で暮らした経験をもとに完璧な日本語を披露する。そしてもう一人の主役、少女まいには、13歳の期待の新人・高橋真悠。今までになかった新しい組み合わせの二人を主演に迎え、さらに、りょう、大森南朋、高橋克実、木村祐一と、ユニークでヴァラエティに富んだメンバーが勢ぞろい。また音楽は映画初挑戦のトベタ・バジュン。そして、主題歌の手嶌 葵が透明な歌声で映画のエンディングを盛り上げます。(C)2008「西の魔女が死んだ」製作委員会