「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」は、クメイル・ナンジアニとエミリー・V・ゴードンの実話に基づく物語。主人公はパキスタン生まれの若者で野心に燃えるコメディアンのクメイル(ナンジアニ)。とある舞台に立ったことがきっかけで、彼は大学院生のエミリー(カザン)と親しくなる。お互いに一夜限りに終わると思った関係は、本物の交際に発展。保守的なムスリムの両親に期待をかけられていることもあり、クメイルの人生は一気に複雑なものになる。そんなある日のこと、エミリーが謎の病気に倒れてしまう。クメイルは一度も会ったことのない彼女の両親ベス(ホリー・ハンター)とテリー(レイ・ロマノ)と一緒にこの危機を乗り越えていくことに。その一方で、自分の家族を思う気持ちと本音の間で揺れる感情と向き合わなければならないのだった。監督はマイケル・ショウォルター(「ドリスの恋愛妄想適齢期」)。製作はジャド・アパトー(「エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方」、「40歳からの家族ケーカク」)とバリー・メンデル(「エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方」、「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」)。