現代怪談ブームを巻き起こした「新耳袋」を原作にした超人気シリーズ「怪談新耳袋」の劇場用映画として2010年に公開された二部作の一作。黒沢清、鶴田法男、清水崇、高橋洋らJホラーの巨匠たちも一目置く、"恐怖の最終兵器"篠崎誠が監督。脚本は自身も数々の心霊体験があると公言する三宅隆太。ヒロインは、ハロー!プロジェクト所属の人気NO.1アイドル、真野恵里菜。映画初主演ながら、本格的ホラー演技で新たな魅力を開花させ、主題歌も歌っている。ハリウッドでのワールド・プレミアも成功し、日米を震撼させたJホラーの進化形!!【ストーリー】就職に不安を感じている大学3年生の桐島あゆみ(真野恵里菜)。志望会社の二次面接を終え、授業に出ようとキャンパスに向かうバスに乗車した彼女は、素足のまま車内に乗り込んできた奇妙な女と遭遇する。体を小刻みに震わせ、大きなしゃっくりを繰り返す女に、あゆみは思わず「大丈夫ですか?」と声をかける。「・・・背負う気あんの?」返答とも独り言ともつかない不気味な言葉を呟く女。あゆみは急いでバスを降り、友達が待つ教室に向かうが、バスの女はいつの間にか大学内に侵入し、教室の窓の外に現れる。ざわめく生徒たち。化け物のように爛々と輝く女の瞳。その視線が怯えるあゆみをとらえ・・・。