今回のガリバー企業は四国化成工業株式会社です。様々な商品のなかで重要な部分の原料となる製品などを開発製造する化学メーカーです。私たちが目にする商品としては、タイヤのゴム・消毒材・レーヨン・壁材などがあり、まさに商品を支える縁の下の力持ちが四国化成なのです。 創業者の多津白年(たづ・あきとし)は「独創力」という会社理念を掲げ、レーヨンの原料となる二硫化炭素の製造をはじめました。現在は加速するITの進化に対応すべく、プリント配線板に使用される製品「タフエース(液体)」を製造。そのタフエースのシェアは世界トップです。タフエースとはプリント配線板に描かれた銅回路をサビから守る液体です。番組ではタフエースの研究施設や製造所を取材。タフエースのメカニズムなどを解説します。 (C)テレビ東京